失敗しない情報取得の方法

ネットで情報収集をしていると様々なものがあります。無料のものから有料のものまで多岐にわたっています。さらに、人によっては真逆の解説をしていたり混沌としていると言えるでしょう。目立つために敢えてお互い批判し合い、正当性を求めるというのも少なくありません。良し悪しありますが、これがネットであります。

ただ、これだけ様々な意見があるという事は良い事だと思っています。というのも、相場に100%正解がなく真実が1つではないからです。情報の見方によっては正しい事も間違っている事もあるという事です。まずはそれを認識したうえで情報収集を行うのが良いと思います。

自分にとってメリットがあるか?

情報収集する意義としては、自分が有利にトレードをできるためだと思います。誰かの主義主張の信者になる事でもなく、誰かを批判する事でもなく、自身のトレード結果をよくするために行っている事を忘れないようにしましょう。感情が先行してしまうと忘れがちになります。

発信された情報が自分にとってメリットがあるか?が全てだと思います。自分で活用してみてフィットして何かしらの利益があったなら、世界中の全員が批判した内容であっても良いものだと言えるでしょう。逆に、世界中の全員が称賛するものでも自分に利益がなければ意味がないと言えるでしょう。常に自分ベースで考えるのが良いと思います。

気を付けたい事は、自分のエゴを前面に出してそれを他人に押し付けない事です。自分さえ良ければ良いということではありません。より価値ある良い情報を得ようと思えば、自分からも価値を発信していかなくてはなりません。それこそ健全な関係性と言えるでしょう。発信者に敬意を表すだけでも価値はあると思います。

依存する心に警戒する

信頼ができる情報だと信じるのは良いと思いますが、依存しないように注意しましょう。あくまでも判断するのは自分であることを忘れてはいけません。ネットのみならず世の中には様々な思惑があります。それは悪意ではなく純粋に見解の相違なことも多々あります。それが自由な社会とも言えます。

逆に統制された情報だけだと、自らのチャンスの芽を摘むことになるというものです。相場においても様々な思惑が交錯してレートを形成しています。何が良くて悪いではなく、自己判断で決めていくしか進まないという事です。自分にとってメリットがある事は何かを選別できる力も必要なのです。

大手メディアが書く内容が正しいのか?ネットで有名な人が書く内容が正義なのか?それらは半分正解で、半分が不正解でしょう。完全な正解は自分にとってメリットがあるかどうかでしょう。不都合な情報は聞かないという意味ではなく、それも包括したメリットなのです。だから、依存する心には警戒すべきでしょう。

まとめ

初心者のうちは触れる情報が全て参考になると感じ、受け入れて失敗するかもしれません。私はある程度の範囲であれば仕方がないと思います。それよりも、自分の心に素直にならず斜に構えて何もしないよりは全然良いです。失敗成功を繰り返し選球眼が磨かれて、効率よい情報収集ができるようになるでしょう。

その時に大切な事は自分で考えて、自分の為になるかどうかです。時には耳が痛い事もあるかもしれませんが、自己成長に必要なものを受け入れる事ができれば飛躍できるでしょう。世間で批判されているものは何かしらの理由があるかもしれませんが、逆にチャンスが埋もれている可能性もあります。

「人の行く裏に道あり花の山」という相場格言のように、最初から見捨ててしまうより自分で確かめたほうが可能性が広がります。そういう地道な努力をしていく人が後々、安定的な収益を出して大成するのではないかと思います。自分の目と手で確かめて進めていきましょう。