FXにビギナーズラックはあるのか?

ビギナーズラックとは、賭け事の場において、初心者がしばしば持つとされる幸運と言われています。まだ、ルールもよくわからない素人が経験者を差し置いて、やたらと勝つ状態のことを言います。賭け事以外にも商談や釣りなどでも言われる事が多々あります。

FXを始めた初日からサラリーマンの月給を稼ぐという人もおられ、もっと勉強してFXをすれば大きく稼げるのではないか!?と思う事もあるでしょう。そのまま勝ち続ける天才も稀にですが存在はしますが、多くの場合は倍返しと言わんばかりにその後は負けてしまいます。

そこで、ビギナーズラックが終わった・・・と表現される事もあるでしょう。しかし、ビギナーズラックは存在せず確率論と印象の強弱で生じる現象であるということが、最近の研究結果でわかってきており、ビギナーズラックは存在しないというのが定説になりつつあります。

当たるか外れるかは50%!?

為替トレードは上がるか下がるかを予想するものですので、究極的な言い方になれば何も考えなくても当たるか外れるかは50%になります。しかし、これはある程度の回数トレードをした場合であり回数が少ないうちは●%かは不明なのです。10回中で1回しか勝てない場合もあるし8回勝つ場合もあります。

一般的には大数の法則と呼ばれるもので、こちらで詳しく解説しているので参考にしてください。つまり、FXの事を知らない初心者であっても、サイコロを振るようにやれば目先では非常に高い確率で勝つこともあり得るという事です。これをビギナーズラックだと勘違いする事になります。

印象が強いものは記憶に残り、伝聞されやすい

ビギナーズラックの存在が叫ばれる要因のもう一つとしては、人間は印象が強いものは記憶に残りやすく他人に話しをしたいと思うからです。初心者だから負けて当たり前と思っている所に、理屈では説明できないけど勝ちまくっている状態は異様に映り印象に残りやすいです。

さらに、印象に残るものは他人に話しをしたくなり、それがメディアなどでも拡散されていき都市伝説となるような場合もあります。面白おかしくするために話しに尾ひれが付く事は昔からあることですので、情報を鵜呑みにするのではなく参考情報として活用するようにしましょう。

まとめ

ビギナーズラックは存在しません。逆に考えれば、運に左右されるようなやり方をしていること自体がギャンブルであるため、資産運用としてFXを扱うなら意識等を変えていかなくてはならないでしょう。計画を立てて再現性を担保させてルール通りに運用できる方法を考えましょう。

自分の理解を超越したものを受け入れなければ進めない時もあるでしょう。特に急に乱高下する相場であればなおさらです。しかし、そういう時にも運否天賦に拠るのか、マイルールに拠るのか、試されていると意識しましょう。相場ではそういう振り落としは多いです。ギャンブルにするのか、資産運用にするのか、自分次第という事なのです。