コマ足(平均足)の読み方

コマ足(平均足)の読み方

コマ足は、トレンドの転換を見るのに重宝するテクニカルです。見た目は、ローソク足ですが一度トレンドが発生すると同じ色のローソク足を連続する性質があります。なのでコマ足の色を見て上か下かを判断できるので見た目にも分かりやすいですね。
では、実際にこのコマ足を使ってトレードをするための判断方法を見ていきましょう!

基本
もっとも基本的な判断方法として先ほどもありましたが下降トレンドから上昇トレンドになったと判断する場合は、コマ足の陰線が数本続いた後に陽線が形成された場合をトレンドの転換と見ます。なので陽線の2本目の始値でコマ足が陽線なら上昇トレンドへ転換したと見ます。下降トレンドへ転換する場合は、当然逆のパターンですね。この見方は、説明するまでもなく、見たままです^^
  

コマ足本体の大きさ
コマ足の本体の大きさは、相場の勢いを表しています。本体部が大きければ当然、相場も大きく変動しています。前日よりも本体部が長ければ強いトレンド継続しています。逆に前日より小さくなっていれば、トレンドの終息が近いと読むことができます。
また本体が小さい場合は、商いが少ない、または動意薄の状態です。

コマ足ひげの有無
コマ足の特徴ですが強いトレンド中は、逆のひげがありません。例えば、上昇トレンドであれば、下ひげがなくなり、下降トレンドであれば上ひげがなくなる傾向があります。
またコマ足の本体が小さく上下に長いひげをもつ線が続いた場合は、レンジ相場突入と判断します。この場合は、陰線陽線がに入れ替わりだましが発生しやすいので注意が必要です。
  

コマ足の高安値・終値の新値更新
コマ足の高値と安値は、ローソク足の高安値とまったく同じものですがトレンドが継続するときは、必ず前日の高安値、または、同トレンド中の高安値を更新します。コマ足の終値も同様の動きをします。高安値も終値も新値を更新できなければ、トレンドの転換が近いことを意味しています。

コマ足の転換ポイントの計算方法 ≫こちらを参照してください^^

テクニカルに絶対的なものは、存在しませんが他のツールやファンダメンタルズなどと複合的に組み合わせることで「独自の必勝パターンを見つける」ことが勝利の近道と考えます。コマ足の読み方は、その一つの参考として見ていただけたらうれしいです^^

コマ足の読み方ですが上記以外に沢山の読み方があります。例えばローソク足の逆行や高安値圏に出る転換パターンなどがあります。ただし100%思惑通りの動きとは、なりません。しかしある程度予想できれば、前もっての対策がいろいろ出来ますので興味をもたれた方は、独自にいろいろ研究してみてくださいね^^