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おはようございます。

昨日のドル円は、日銀のＥＴＭの買い縮小観測や金利見直し観測などの日銀ネタでじりじり値を下げ、欧州では110.58円まで下落し、ポンド円も145.86円まで下落しました。

その後はＥＣＢやドラギさん発言待ちでもみあい、ＥＣＢは予想通り金融政策に変更なし、そして声明も前回と同じく来年夏まで利上げ無し発言でしたが、ドラギさんの会見内容が若干タカ派だったことからユーロは1.1730まで上昇しました。

しかし個人投資家にとって期待外れで欧州通貨売りドル買いが強まり、ユーロは1.1639、ポンドドルは1.3101まで下落し、ドル円は欧州通貨に対するドル買いから111.24円まで反発して終わりました。

ただ前日と比較して値動きは小さく、様子見の投資家も多いようです。やはり、貿易問題がしっかりと解決しないと本格的な動きは出にくく、もやもやした動きですね。

本日の東京ではＮＹ株高で、ドル円に対して実需や海外勢が買ってくるかですが、最近の東京はＮＹを引き継ぐことが少なく、日銀ネタの方に関心が高いようです。

ＮＹでは米ＧＤＰで予想外の結果が出るということで、注目されており、本日もＮＹでの動き主導になりそうです。

ドル円ですが、上値は111.50円、下値は110.70円とみています。

ポンド円ですが、上値は146.20円、146.50円で、下値は145円で止まらなければ割れていくとみています。

ユーロドルですが、上値は1.1680、1.1700、下値は1.16付近とみています。欧州通貨は全般に弱いですね。